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最近は日曜大工ならぬ、専門業者に任せずに自らの手で生活空間を「自身で作ろう」という意味のDo It Yourself=DIYが主流になってきつつある。
自分たちで出来る範囲だと、壁の色の塗り替えや、棚を作る位だと思われる。
色を塗る、釘を打つ事は可能であるが、リスクやデメリットはないのか、今回は塗装会社代表として、株式会社マイホームケア(以下、マイホームケア)を基に考えてみる。

外壁・屋根を塗る 1

マイホームケア
足場を組んでいき、メッシュシートを張っていきます。このメッシュシートは飛び散りを防ぎます。

DIY
足場ですが、一般家庭にはないので、メッシュシートも張れないので、ご近所さんへ飛び散ってしまう危険性も考えられます。
はしごを使うとしても塗る場所が変わるたびに、はしごの上り下りと移動が繰り返されます。大変ですし、はしごが倒れてしまったら危ないですね。
何より、この繰り返しを行っている間にも塗料は乾いてしまうし、色むらにもなってしまいます。

外壁・屋根を塗る 2

マイホームケア
塗装前の下地処理として、高圧洗浄を行い、塗料が付いてほしくない箇所をビニールで覆います。

DIY
下地処理や高圧洗浄もしないままで、上から塗料を塗ることになると思います。
確かに上から塗りつぶしてしまえば綺麗になったようにも見えますが、もともと塗られていた塗料と新しく塗った塗料の相性があり、もしかするとすぐに剥がれてきてしまうこともあります。
更にカビやコケ等の汚れは家の劣化につながり、カビやコケが付いたままで塗り直すと、そこからまた繁殖が始まり、塗装がはがれてしまったりします。
ビニールで覆う事は出来ると思いますが、はしごだと大変だと思います。

外壁・屋根を塗る 3

マイホームケア
上塗り材の密着性を高めるためにシーラーを塗る屋根下塗り、屋根刷毛入れで細かいところまで塗る。

DIY
下塗りはまんべんなく塗れていれば問題無いですが、ここでもシーラーを細かいところまで塗れていないと色むらになってしまいます。

外壁・屋根を塗る 4

マイホームケア
屋根上塗りをして、刷毛で細かいで部分の仕上げ作業。

DIY
まんべんなく塗れていれば問題ないです。

外壁・屋根を塗る 5

マイホームケア
外壁の刷毛入れ、下塗り、上塗りを各2回づつ。上塗りの細かい箇所の刷毛入れも2回。

DIY

まんべんなく塗れていれば問題ないですが、はしごだと大変です。

外壁・屋根を塗る 6

マイホームケア
軒天の塗装、破風板塗装。

DIY
真上に対して塗るのはきつい作業で、塗料が垂れてきたりするので注意が必要ですし、はしごの移動が大変です。

外壁・屋根を塗る 7

マイホームケア
覆っていたビニールをはがして、刷毛で細分の塗装、最終確認、足場の解体で完成。

DIY

ビニールをはがして、細分の塗装、最終確認、完成。

自分で屋根と外壁を塗ることは可能ですが、マイホームケアのように塗装会社が行っている作業には意味があり、専門業者でないと行えない機械や作業があります。
塗装には家を守る効果があり、主に防水の効果が有ります。塗装がまんべんなく塗られていないと、塗装の隙間から雨水などが入り、家の大事な骨組みの木やネジが劣化してしまい、最悪の場合は建て直しになってしまう場合があります。
自分たちで塗り替えをするのも良いですが、塗装の役割・効果をわかった上で正しい作業をしないと塗り替えの意味が無くなってしまうので注意して頂きたいですし、株式会社マイホームケアのような専門業者を頼る方が、正しい作業をしてくれるので、家の劣化も防ぎ、家が長持ちします。
株式会社マイホームでは定期巡回サービスを行っているので、相談してみるのも良いかと思います。

株式会社マイホームケア
http://www.myhomecare.jp/

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